2014年5月24日

「朝までナントカTV」を夜のうちに終わらせる


有名なTV討論番組
“激論”と銘打ってあるし、“朝まで”かからないと表題が破綻してしまいますが

この番組を エア•ファシリテーションしてみたらどうなるかしら。
いつも1:30〜4:30までかかるところを、0:30〜2:30で終わらせてみようかな
和気あいあいとした雰囲気で終わって、収録後、みんなで飲みにいくイメージです

例えば....
導入部分にスキルを適用してみるとします。

①アイスブレイク 他己紹介
②W/C 
③グランドルール
.....................................

①アイスブレイクのための他己紹介をしてもらいます。
隣り合わせの出演者同士でインタビュー。
経歴は簡単に。日々の日課や、好きな食べ物、最近の流行りものや、趣味など、討論とは関係のないバックグラウンドを紹介してもらいます。紹介する際のルールは、「褒めちぎる」です 

②W/C Whant,s 今日の討論に期待すること commitment 今日の討論で自分が貢献できること
をそれぞれ話してもらいます。「◯◯問題は詳しいです、絶対私に振ってください!」などです

③グランドルール 皆で討論中のルールを決めてもらいます
例)

  • 発言するのは田原総一郎人形を持っている人だけ
  • 発言するときは、ポッキーを上げて、一本食べてから発言する
  • 改善策を添えない批判はしない

.......................................
朝まで喧嘩するより、終わって打ち上げするのがいいよね、と勝手に思って想像してみました。

次は「趣味を仕事に。Agenda 作り」を考えてみます

2014年5月20日

自分で自分をファシリテーション〜自分のニーズを引き出す


周りの人や、自分を取り巻く環境に感謝
という気持ちは誰しもあるでしょう

が、、自分に目を向けると、不満というのは大なり小なりあるもの
(無い、という方すみません)

不満足はあっても当然だし、むしろその部分は伸びしろだったりします。

サービス業は、顧客ニーズに応え、満足してもらうことに気を払います。

自分自身も同じように、ニーズに応えてみると自己満足につながるかもしれません。
そのためには最初に、自分のニーズを引き出さなくてはいけません。
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ファシリテーションスキルを自分に応用してみます。
【As is  × To be  】
As is =現状 今出来ていること、やれていないこと、不満なこと
To be =こうなりたい、これをできるようになりたい、満足

参考に:私はノートの右と左で、こんな感じで書き分けます




















◆まず書くときに大切なのは、自分自身の現状に目を向ける、ということです
人や、環境を絡めてしまうと、正しくニーズをつかめません

◆書いてみると面白い発見がたくさんあります
例えば...
“出来てる”ことは得意なことや好きなこと、“出来てない”ことは苦手なこと
自分の大半の時間を、“出来てる”ことに使って、出来ていないことに割いていないこと。

“出来ていないこと”と、“これが出来たら満足”が少なからずリンクしていること


◆一通り書いたら、“そのうち”ではなく、小さな事でもいいので、“今すぐやれること”から書き出してみます。
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自分自身のニーズが引き出せたら、それが最優先事項になるので、人間関係や環境の悩みは気にならなくなるかもしれません。

職場の優先順位決定や、家族の家事分担などで使う場合はみんなで書き込んでみてください。

大切なのは、“出来てる”ことを認めることかな、と思います。


次回は「朝までナントカTVを夜のうちに終わらせる」を考えてみます





2014年5月19日

「自分で自分をファシリテーション!」ルールを習慣に

「ファシリテーションはみんなで使える楽しいスキル」


でも、そうすぐには、身近に感じにくい。

会社や集まりで、急に「ファシリテーションします!」っていうのもなんだか突飛だし。。ですよね。

では、、

「自分をファシリテーションする」のはどうでしょう?


試しにひとつを使ってみます

【グランドルール】

自分の現状、問題点に合わせて考えてみます。
自分を縛るためのルールではなく、利益になるためのルールを考えてみます。

例えばこのような感じです



頭で覚えておくのではなく、実際に書き出すのが大事です

これを壁に貼る、もしくは手帳に書くなどして目に触れるようにしておきます。
いつしかルールでなく習慣になっていくのが良いところ。
この快適さに自分がハマったら、他のシーンでも活用したくなります。


次回は「自分で自分をファシリテーション!」
自分のニーズを引き出す  を考えます。





2014年5月13日

ファシリテーション W/C 引き出し


◆ W/C ◆
Whan’t 欲求と希望 「今日の内容に期待していること、こんなことを学びたい」
Commitment 貢献できること 「こんなことが得意、こんなことができる、こんな知識がある」

会の最初に、参加者に記入してもらうアクティビティです
可能なシチュエーションがあれば、試してるのもいいかもしれません
参加者の経験度や、個人的に期待していることを知ることで、よりパーソナルな満足感に応える進行ができます。
グループ数人で恊働作業をするような場でのコミュニケーションにも役立ちます
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◆スターバックスの研修スタイル◆

懐かしい前職のお話

人財育成の初期段階に、店舗と離れた場所で“クラス”というものに参加する、という形をとっていました。
(現在は形態が変わりましたが)
そこには、ファシリテーターという役割の人間がいて、皆でさまざまな演習を行います。 

座って聞く“講義”を想像していた人には少々びっくりで、あきらかに戸惑っている参加者もいたりしますが、ここでも W/C のアクティビティを最初に行います
「Whan't …今日のクラスに期待すること、実際店舗で働くときに楽しみなこと」
「Commitment…スターバックスについて今知っていること」

4時間のクラスが4種類
実際に店舗で働く前に、自分にどんなサービスができるのか、一緒に働く人にどんなコミュニケーションをしていくのか、を参加者みんなで考え、共有できる内容になっています。
これから働く期待感に、ファシリテーターも含めた全員で触れられるのです。
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◆開催側の学び◆
私は、ファシリテーターとして進行している側でも、同じテーブルを囲んで、参加者の演習発表や、サービスのアイデアを聞くのがとても楽しみでした。
同じクラスガイドで同じ演習をやっていても、毎回同じ意見やアイデアは出ません。
“クラス”と言っても、多様性を楽しみ、恊働で得たことを、お互いが自分自身に取り入れていくという性質はワークショップのそれ。

当時ファシリテーターをやっていた人は、おそらく同じ気持ちを味わっていたと思っているのですが、クラスの運営が終わってから自店舗の仕事に戻ると、働く気分が切り替わることが多くありました。
良くも悪くも、一定期間働くと、仕事には“慣れ”ということが出てきます。
年数が長くなってくるとなおさらです。

そんなときにクラスで触れる、これから働く人が持っている期待感、情熱、サービスの視点。
“慣れ”や“経験”を得た人間のそれとは、大きく違って瑞々しく、はっとさせられることが多々ありました。
「情熱は感染します」というややアツい言葉を使いましたが、本当にその通りだと思えるのです。

クラス運営そのものより、人の多様性に関われたことが、最も感謝すべき“経験”かもしれません。
人の多様性は人の成長の糧となる、そんなことを肌で感じたのでした。

世の中にはすばらしい人がたくさんいるので、みんなで成長しあったらこんな良い事はないですね。

次回は「自分で自分をファシリテーションしてみる」を考えてます。










2014年5月4日

モチベーションリソース 意欲の火種



適職に就いていないと実感している人の目には、意欲的に働ける場所を見つけた人はラッキーだったんだ。と映ることが多いようだ。
もちろん、職との出会いにも運や縁のような要素が含まれることは多いだろう。
しかし、運や、縁をつかむのも人次第、続けるのも人次第だ。

火種は誰しも持っている、そこに薪をくべ、焚き付ける要素があったとしても、それは火種を持っている人がいてこそ。
人財と仕事の縁は、火種と焚き付けの関係のようなものだと思う。

私が13年お世話になったスターバックスの“人財”について少し紹介したい

2014年5月2日

モチベーションリソース • 導

“モチベーションリソース”

意欲と動機は何かを始めるときの原動力として欠かせない

小学校に入ったころ、私は集団行動と学校の機能を全く無視していた子供だった。
上級生の付けたあだ名は“問題児”
詳細は省くが、親も学校に呼び出されていたし、困った生徒だったことは間違いない。

あなたが先生だったとして、こんな生徒がいたらどうするか?